館林市役所インターンシップ(仕事体験)報告
2023年8月7日~18日の12日間、群馬県館林市役所において2名の留学生がインターンシップに参加しました。参加学生は職業体験や調査研究を通して、館林市が抱える「移住?定住」の促進という課題に解決策を提案する「課題解決型インターンシップ」に取り組みました。
学生たちは日本遺産に指定されている「里沼」を訪問したり、博物館施設を視察したり、地元企業を訪問し、館林市の文化資源、産業資源について学びを深めました。市役所内では、人口減少対策などの地域課題に取り組む市役所業務について担当者から講義を受けました。
最終日には「移住?定住」促進策として、海外のソーシャルネットワーキングサービスを活用した広報戦略、外国人向けの古民家活用、本学板倉キャンパスを使った日本語学校、専門学校の創設などのアイデアを、多田善洋市長、野口一幸副市長はじめ、館林市役所の皆さまがたに提案しました。
参加学生は本インターンシップを通して、日々の学習?研究の成果を最大限に活用し、館林市が抱える現実的な課題についての学びを深め、自らの意見を日本語で共有することができました。現地での体験を通じて、これからの学生生活、キャリア形成に活かしていくことを願っています。
本インターンシップは群馬県館林市との連携協力に関する包括協定に基づき、文部科学省「令和4年度 大学の世界展開力強化事業-インド太平洋地域等との大学間交流形成支援-」の活動の一環として行われました。